「犬の慢性気管支炎」

 

少なくとも2ヶ月間ほどほぼ毎日のように咳をしており、
他に慢性的な咳がでる原因(慢性心不全、肺炎、腫瘍など)がないような場合、
慢性気管支炎が疑われます。
呼吸が苦しくなるだけではなく、心臓に負担がかかったり、低酸素状態によりふらついたり倒れたりすることもあります。
慢性気管支炎により炎症を起こし構造が変化してしまった気管支を治すことはできないため、
炎症を軽減させ咳をコントロールすることが治療の目的となります。

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症 状
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慢性的な咳、疲れやすい、ふらつくなど。
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診 療
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レントゲンや超音波などの画像診断、血液検査などを行い、
慢性心不全、肺炎、腫瘍、アレルギーなどを除外します。
気道分泌物の検査や気管支鏡検査を行うこともあります。
治療には、抗炎症薬、気管支拡張薬、去痰薬、などが使用されます。
細菌感染を起こしている場合には抗生剤も使用されます。

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予 防
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細菌感染、刺激物の慢性的な吸入などは避けたほうがよいです。

 

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